楽天モバイルを1年半使って感じたメリットとデメリット

楽天モバイルのメリットとデメリット ライフハック
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楽天モバイルに乗り換えて1年半以上経過(2024年12月14日現在)したので、今現在感じているメリットとデメリットをご紹介したいと思います。

そもそも、なぜ私が楽天モバイルに乗り換えたのかと言うと、ズバリ「固定費削減(節約)」が目的です。節約を考えた時、真っ先に削るべきは定期的に発生する固定費だと思います。
最近は物価上昇も激しいので、私と同じように固定費である「スマホ代」を見直そうと考えている人も多いのではないでしょうか。

私の場合、スマホ代は乗り換え前の1/3以下に抑えられ、かつ大きなデメリットも感じていないので、楽天モバイルに乗り換えて良かったと思っています。

これから楽天モバイルに乗り換えようか迷っている人の参考になれば嬉しいです。

それでは、ご覧ください。

メリット

国内通話無料 ※Rakuten Linkアプリを使用した場合

私が楽天モバイルを選んだ最大の理由がこれです。

あまり通話をしない人であっても、手続きやお店の予約などで少しだけ通話が必要な場面って意外と多くないでしょうか。
一般的に30秒ごとに20円程度の通話料金がかかるので、その料金は以外に馬鹿にできません(1分=40円、5分=200円)。かといってたまにしかしない通話のために「通話し放題オプション」を追加するのもったいないと思います。

そんな悩ましい問題を楽天モバイルが解決してくれました。

楽天モバイルでは「Rakuten Linkアプリ」から発信することで国内通話無料になります(データ消費もなし)。相手がRakuten Linkアプリじゃない場合や固定電話に対しても無料なので普通に使う分には一切通話料金はかかりません(一部電話番号は除く※1)。私が楽天モバイルに乗り換えてから1年半以上が経過していますが、いまだに通話料金がかかったことはありません。

乗り換え先を考える際、毎月の使えるデータ量に目がいきがちですが、ボディブローのように効いてくる通話料金にこそ実は注意が必要です。通話し放題オプションをつけないで通話無料になる携帯会社は珍しいので大きなメリットだと思います。

「ただいまお電話が込み合っておりますので~」で待たされる時のような無限に通話料金がかかる場合であっても余裕で待つことができるのは大きいですよね!笑

※1 通話料金がかかる場合もあります

  • ナビダイヤルなどの一部の電話番号へ発信する場合、通話料金が発生します(171~、0570~、#9110~など)。
  • 標準の通話アプリ」を使用して発信した場合30秒ごとに22円の通話料金が発生します。
  • その他:iosの場合にはRakuten LinkアプリからSMSが送信できません。

料金プランがシンプルで安い

楽天モバイルの料金プランは、「rakuten最強プラン」一つのみなので、楽天モバイルに決めたと同時にプランも決まります。携帯各社プランが複雑すぎるのでこれくらいシンプルだと非常に助かります。

料金の仕組みも簡単で、毎月の使用データ量に比例して自動的に料金が上がります(下表参照)。自分で何か手続きする必要はありません。あくまで使ったデータ量によって決まります。最安でおよそ1,000円です。

また、2,980円でデータ無制限なところも大きなメリットです。いくら使おうが2,980円を超えることはありません(通話料金が発生した場合は別途かかります)。

使用データ量料金
3GBまで980円/月
(税込み1,078円)
20GBまで1,980円/月
(税込み2,178円)
20GB超過後
(無制限)
2,980円/月
(税込み3,278円)

その他に、下表のような割引もあります。

割引名対象特典内容備考
最強家族プログラム家族誰でも110円引き値引き
最強こどもプログラム12歳まで3GB以下:440ポイント還元
3BG超過:110ポイント還元
ポイント還元
最強青春プログラム13~22歳まで110ポイント還元ポイント還元
最強シニアプログラム65歳以上110ポイント還元ポイント還元

参考:私の利用料金

楽天モバイル乗り換え当初の利用料金は1,081円/月(税込)でしたが、2024年2月から開始された「最強家族プログラム」適用後は971円/月(税込)になりました。料金内訳は下表のとおりです。

利用料金の内訳料金
rakuten最強プラン(1回線)0~3GB980円
国内通話/SMS ※Rakuten Linkアプリ利用0円
ユニバーサルサービス料2円
電話リレーサービス料1円
最強家族プログラム-100円
消費税10%(上記合計額883円に対する課税額)88円
合計971円

私は端数の71円をポイントで払い、残りの900円を楽天カードで払うようにしています(楽天カードは100円ごとに1ポイント加算であるため)。期間限定ポイントを使えるのでオススメです。

楽天市場で常時ポイント+4倍

楽天モバイル(rakuten最強プラン)契約中は楽天市場での買い物が常時ポイント+4倍になります(基本分と合わせると+5倍)。

他の楽天スーパーポイントアッププログラム(SPU)が0.5倍~2倍なのを見るとかなり倍率を優遇されています。楽天経済圏の方はもちろんですが、それ以外の楽天市場利用者も大変お得になります。

その他

  • 楽天カード決済でポイント二重取り(楽天カード100円で1ポイント+楽天モバイル100円で1ポイント)。
  • 楽天モバイル利用料金に楽天ポイントが使える(端数に期間限定ポイントを使うことで無駄なく楽天カード払い)。
  • キャリアメールが使える(楽メール)。
  • 紹介キャンペーンが充実している。
  • 50GBのクラウドストレージが無料(100GB=220円/月、200GB=374円/月、無制限=1,100円/月※全て税込)。


デメリット

通話料金の有無によっては他の携帯会社の方が良い場合がある

通話をほぼしない、もしくは無料通話アプリで完全にまかなえる人の場合には、楽天モバイルの優位性(通話無料)が低下するので、他社を選んだ方が良い可能性があります。

つながりやすさにやや懸念あり

私が使った体感では、ドコモと比べて「山間部や一部屋内ではわずかにつながりにくい」という印象です。
山間部でドコモよりも少し早く電波がなくなるイメージといった方が伝わりやすいでしょうか。

いずれにしても一般的につながりにくいとされるような場所でのことなので、楽天モバイルが極端につながりにくいと感じているわけではありません。

街中では問題なくつながるので私自身不便を感じてはいませんが、旅行好きで色々な場所に行く人や都市部から離れたところに住んでいる人の場合には不便を感じる可能性があります。

データ利用量は都度自分で確認が必要

データ利用量の上限を設定したり、データ利用量ごとに通知がくるように設定することはできません。

そのため、気が付いたら3GBを超えていた、20GBを超えていたなどということが起こる可能性があります。都度自分で確認が必要です。「my楽天モバイル」というアプリを使えば簡単に確認することができます。

ちなみに私の場合、出先で動画などを見たりすることはほとんどなく、家ではWi-Fiに接続しているため3GBを超えたことがありません。2GBも超えたことなかったと思います…笑

その他

  • Rakuten Linkアプリからではなく、標準の電話アプリから発信すると通話料金がかかる。
  • 実店舗が少ない。
  • 対象機種が少ない。


まとめ

楽天モバイルを1年半以上使って感じたメリットとデメリットをご紹介してきました。

条件はありますが通話無料であり、データ利用量の増減にも柔軟に対応可能な点が気に入っているので個人的にはオススメです。しかし、一般的につながりにくいと言われている場所での利用がメインの場合には他の携帯会社よりもつながりにくさの影響を受けやすい可能性があるため慎重な判断が必要だと思います。

みなさんの参考になれば幸いです。

それではまた。

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